| 毛勝山・南峰ルンゼ滑降 |
(富山県 魚津市)
| 4月15日に片貝林道の閉鎖が解除されたので、今シーズン初滑降してきました。 | ||
| 事前の偵察で、第四発電所まで車が入ることは分かっていた。ここから歩くと阿部木谷まで長いので自転車を使うことにした。 | ||
| 3:45 | 第四発電所に到着。4時出発を予定していたが、月のない闇の中を歩くのは危ないと思い、エネルギーゼリーを飲んで仮眠する。 | |
| 5:02 | 軽トラの明かりに目が覚める。先を越されないようすぐに出発。のろのろと砂利道を自転車で進む。左岸からのデブリに何度も自転車を押すはめになる。 | |
| 5:20 | 530m | デブリがひどいため、成谷堰堤付近で自転車をあきらめる。デブリや倒木、落石が道を塞ぎ、林道の全線開通には時間がかかりそうだ。桜が見頃を迎え、フキノトウが列をなし、ネコヤナギが満開である。
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| 6:01 | 695m | 阿部木谷出合いの橋。たもとまで雪がある。林道をショートカットしながらどんどん進む。 |
| 6:26 | 840m | 宗次郎谷上部の左岸に渡る地点。ずっと雪がつながっている。水流が見えるもののほぼ雪で覆われている谷筋だ。
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| 6:55 | 1045m | 阿部木谷の最終堰堤。ここも雪が切れておらず、山頂からのロングツーリングが楽しめそうだ。堰堤から上は雪が詰まっており、水流は消えた。デブリは少なく歩きやすい。
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| 7:20 | 1220m | 大明神沢出合い。毛勝谷はデブリが少なく、落石は皆無、きれいな谷だ。雪質はザラメ〜シャーベット状で、毛勝の雪とは思えない軟らかさである。片貝山荘あたりから肌に感じていた、ぬるい風のせいかもしれない。キックステップでガンガン上を目指す。
↑こんなきれいな大明神沢は、初めて見た |
| 7:57 | 1470m | 三の又。右岸にブロック雪崩がある以外はきれいな斜面で、滑降に期待が持てる。次第に雪の白さが増してくる。吹き上がる風が冷たくなってきた。雪は相変わらずの軟らかさで、ツボ足はヒザ下ラッセルに変わり、ピッケルはズブズブ刺さって使い物にならない。歩きにくくてペースが落ちる。 |
| 9:15 | 2000m | 直登ルンゼとボーサマ谷の出合い。雲が飛んでいくほど風が強く、自分の身体もよろめく。ここでアイゼンを付ける。ようやく雪がしまってきて歩きやすくなった。快調なペースでジグザグ登高ができる。
↑手前は西北尾根、奥は左から僧ケ岳、北駒ヶ岳、駒ヶ岳 |
| 10:06 | 2315m | ボーサマのコルに出る。剱岳はガスの中だ。釜谷山〜猫又山までの視界。 |
| 10:17 | 2365m | 毛勝山頂(2414m)。ガスに包まれ眺望はなく、強風吹きすさび、喜び半減。三角点を掘り出して記念撮影。山頂から滑ろうかとも思ったが、自身がまだ滑降していない南峰に向かう。ガスが濃いのでトレースをたどらないと中谷に降りてしまいそうになる。
↑毛勝山頂(ピッケルバンドの角度に注目)
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| 10:49 | 2350m | 南峰。大明神山への稜線には雪庇が並ぶ。南峰北側斜面にも雪庇があるので滑降地点を見極め、ボーサマ谷と尾根を一本挟んだ一番東寄りのルンゼを選ぶ。滑り出しは70度はある。ピッケルを握り締め、いざドロップ・イン(10:58)。
↑南峰から見た大明神山(雪庇の先の中央ピーク) 連続ターンなんてする勇気はないので、端まで斜滑降、ピッケルを刺す、板を切り返す、これの繰り返し。最狭部を過ぎると左手が広くなったので、そちらに逃げる。
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| 11:15 | 2155m | 毛勝谷との出合い。とりあえず一安心。と思いきや、今度はシャーベットの斜面となり、デブリを越えられず板が刺さって転んでしまう。軟雪なので滑落のおそれはないが、スピードを出せないガマンの滑降が続く。1800mくらいから斜度と雪質がほどよいあんばいとなり、快適な滑りにニンマリ。三の又から大明神沢出合いまでは、スキー場にいるかのよう。障害物は何もないので好きなコースを取れる。
↑シュプールと三の又を見上げる |
| 11:48 | 1200m | 大明神沢出合いで昼食にする。まだまだスキーで下れるのが嬉しい。デブリも緩斜面もお構いなしに、根性でひたすら滑る。 |
| 12:41 | 665m | 阿部木谷出合いの橋まで、一度も板を脱ぐことなく滑って来られた。毛勝山で標高差1685mを滑った人はそうはいないだろう。大満足の山行であった。川原で板を洗い、のんびり帰る。
↑橋のたもと(奥が阿部木谷方面)
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| 13:32 | 415m | 第四発電所。今シーズンは山スキーにあまり行っていなかったが、今日の滑りでかなり充実した。 |
| 半日で林道の雪はだいぶ融けましたが、毛勝山へはしばらく第四からの出発となりそうです。 | ||
| 装備 | 板: ファンスキー99cm
ブーツ: ノルディカ・ファンドライブ |
※標高は腕時計の高度計から読み取っているので、実際と異なる場合があります。