
| 毛勝山テレマーク
阿部木谷〜山頂〜毛勝谷左俣〜大明神谷出合い |
(富山県 魚津市)
| 6:00 | 起床。 | |
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宗次郎谷出合いの橋から出発。この先の道は工事中。岐阜、静岡、多摩ナンバーの車有り。谷を歩くとすぐに雪が現れる。昨年できたばかりの堰堤の上は、土砂混じりのデブリで埋め尽くされている。 |
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13号最終堰堤。落ち口の半分が雪渓なので、そこを登る。ここで追いついた2人組は、毛勝三山を縦走して赤谷山まで目指すという。板菱から大明神谷出合いまではデブリが詰まり、氷河のように押し流されている。かすかなトレースを捉えて落石危険地帯を急いで通過する。
↑阿部木谷13号堰堤(板菱)は、雪べったり |
| 8:38 | 1245m | 大明神谷出合い。本谷左岸の崩落が激しく、茶色い扇が2つ3つと並んでいる。本谷上部は落石や倒木がなく、白く綺麗な雪面だ。谷に焼け付くような日が差し、腕がすぐに赤くなる。暑いけれど我慢してカッパを着て、顔に日焼け止めクリームをたっぷり塗りつける。ここからアイゼン登高。
↑大明神出合いから毛勝谷(上部はゲレンデ!) |
| 9:14 | 1495m | 三の又。右俣からデブリが流れている。見上げると、単独登山者が2人いるのが分かる。デブリを乗り越えると、ゲレンデと見間違うばかりの素晴らしい斜面が天に伸びている。 |
| 9:46 | 1825m | ストックをピッケルに持ち替える。左俣(毛勝谷本谷)は、雪がたっぷり付いていたので、直登を決める。 |
| 10:10 | 2010m | 谷の分岐。右俣へはスキーヤーが1人突き上げている。自分は左俣へ。気温が上がり、小さな雪塊が絶えず落ちてくる。雪崩の前兆かとビクビクしながらジグザグに斜面を切っていく。
↑毛勝谷上部。通常は右俣を詰めます(左俣は難しい) |
| 10:25 | 2115m | 右俣、左俣を分かつ雪稜から右俣をのぞけば、スキーヤーが南峰に向かっている。風が抜けて気持ちが良い。 |
| 10:58 | 2370m
(2414m) |
毛勝山頂。三の又より上部で登高スピードが落ちたため、3時間で登り切れなかった。剱岳は予想以上に雪が融けていた。後立山連峰も稜線は黒くなり、雪は谷筋や山腹に後退している。釜谷山、猫又山は黒部川側に雪庇が張り出す。稜線歩きができそうだ。立山、大日岳はまだ雪深く真っ白で、白山はかすみ雲に浮かぶ。
↑バックは剱岳(雪が少ない) 風は真冬を思わせる冷たさで、じっとしていられない。忙しく写真を撮り、立ちながら昼食をとる。南峰を回ってきたスキーヤーもやってきた。体が冷え切る前に自分は滑走準備に入る。 |
| 11:42 | 山頂に鎮座する地蔵の横からドロップイン。下り始めは狭くて急なので、斜滑降で少しずつ下り、谷が広がるところまで移動する。眼下にはトレースのついていない高度感バツグンの斜面が、三の又まで一気に切れ落ちている。スキー操作の失敗は800mの滑落を意味する。全神経を四肢に集中し、慎重にテレマークターンを繰り返す。谷幅一杯に弧を描き、スピードを殺しながら滑っていると、全ての雑念は取り払われ、自然と一体化していると感じられる。
↑毛勝谷滑降の証拠写真 |
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| 12:14 | 1540m | 休みながら三の又まで降りる。今シーズンの毛勝山最初のスキー滑降者だろう。デブリを乗り越え、さらに滑りを楽しむ。 |
| 12:26 | 1235m | 大明神谷出合いで板を脱ぐ。無理すれば堰堤まで滑れるだろうが、もう十分だ。 |
| 13:15 | 865m | 車に到着。毛勝山最初の滑降からハードな内容であった。山菜を採って山を下る。 |
※標高は腕時計の高度計から読み取っているので、実際と異なる場合があります。
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タイム |
のぼり/3時間20分:車デポ地(1時間)大明神出合い(40分)三の又(1時間40分)毛勝山頂
くだり/1時間30分 |
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板/ダイナフィット アップヒル(130cm)
金具/ロッテフェラー チリ 靴/スカルパT3 |
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なし |
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なし |
| 注意点 | 今回滑った左俣は、テレマークスキーでは難度が高い。山スキーもしくはファンスキーが適しているだろう。自己責任で滑ってください。 |